日本には30万以上のお祭りがあるといわれています。
小規模のお祭りを入れるともっとあるのでしょうか。
「徳島市阿波踊り」
「南越谷阿波踊り」
「高円寺阿波踊り」
これは日本三大阿波踊りです。
阿波踊りは400年の歴史があるんです!
今回は高円寺阿波踊りについて紹介して行きたいと思います。
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高円寺阿波踊りの歴史とは?
高円寺阿波踊りは昭和32年、町おこしのために阿波踊りが導入されました。
きっかけは現在の高円寺パル商店街に青年部が誕生したとで、
隣町では七夕祭りが始まりました。
高円寺も何かやろうとなったが「お神輿を担ぐ」「盆踊りを踊る」
以外にいいアイディアが出てこず経済的にも困難でした。
そこで本場徳島の阿波踊りをやってみようと提案があり真似てみたものの、
経験者がいるわけでも無くどんな踊りかもわからないために
阿波踊りのようなものとしてやっていました。
なので当初は「高円寺ばか踊り」という名でやっていました。
それにしてもばか踊りって・・・
インパクトが強いですね・・・
第一回の観客数は約2千人
第二回は約5千人だったそうです。
二年後の昭和34年「手間がかかる」「道を塞がれると商売にならない」
という理由で「高円寺ばか踊り」の危機が訪れます。
投票の結果ギリギリで存続決定になりました。
安心したのもつかの間、翌年35年には警察から
「道を塞ぐことは出来ない」と再び危機が訪れます。
総出で日参し、なんとか一日だけという条件で許可がおりました。
踊り子さんたちは「高円寺ばか踊り」のままではいけないと
師匠を探し、その元で一生懸命に頑張りました。
そのかいあって昭和38年に
「高円寺ばか踊り」から「高円寺阿波踊り」に改正されたのです。
何度も存続危機が訪れますが海外遠征を成功させたり、
天皇陛下ご降臨のもと本場徳島の踊り子と共演したりと
その勢いはどんどん増していき、現在では1万人の踊り子と100万人の
観客が訪れるほど大きな祭りとなりました。
今で伝は統芸能の阿波踊りもたくさんの困難を
乗り越えてきたんですね。
2千人から100万人、
よくもここまで大きな祭りになりましたね。
きっと、私達には想像出来ないほど大変だったんだろうな・・・
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連員募集とお祭り情報お教えします!
阿波踊りの時に聞く「連」。
連とは踊り子所属しているグループのことです。
企業、大学、団体等で結成され、1つの連で
30~500人が所属しています。
500人~~~!?びっくりですね!!
年々知名度も上がり本場徳島からも集団参加しています。
それぞれの連が個性的でずっと見ていても飽きません。
目の前で見る踊りはダイナミックで鳥肌が立つほど感動します!
実際に見てみて、自分もやってみたい!という方もいると思うます。
連によって募集条件は違いますが、基本的には1年を通して月に数回
練習するところが多いです。
入会金も連によって数千円~数万円かかります。
初心者でも大歓迎、踊り・祭り・音楽好きはもちろん
体力作り・ダイエットにもいいらしいです(笑)
始める理由はなんでもいいんです!
自分に出来るかな、難しかなと不安な方は質問や見学もできるので
気軽に楽しく入会できそうですね^^
お祭り情報ですが、詳しい日程は出ていませんが8月の下旬になります。
時間は17時~20時
流し踊りと舞台踊りがあります。
流し踊りは中央演舞場・ひがし演舞場・純情演舞場・パル演舞場・
桃園演舞場・みなみ演舞場・ルック第一演舞場・ルック第二演舞場
の8つの演舞場が設置されています。
また、流し踊りが始まる前までの午前中~昼まで
舞台踊りがセシオン杉並座・高円寺で行われます。
舞台踊りは入場するには事前にチケットを購入してください。
まとめ
「高円ばか踊り」改め「高円寺阿波踊り」は何度も存続危機になっていました。
しかし、踊り子さんたちの必死の努力や役員さん達の協力で
今では100万人もの観客がくるほど大きなお祭りになっていたんですね。
その踊りもそれぞれの連が個性的で感動します。
皆さんにもぜひ、生で見てほしいです^^
最後に、会場ではビニールシート等での場所取りは
禁止されていますので注意してください。
いくら踊り子さんが美しいからといって踊っている最中に
迷惑かけないでくださいね^^笑
8月下旬、まだまだ暑いので水分補給をしっかりしましょう!
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