「桜の木の下には◯◯が埋まってる」
そんな噂を聞いたことはありますか?
春を彩る美しい桜、その下には本当に死体が埋まっているのでしょうか?
またそんな噂はどこから流れたのでしょうか?
気になるその真相とは一体・・・
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桜の木の下に◯◯が埋まっている真相とは?
「桜の木の下には屍体が埋まってる」
私はこれを小学生の時に聞き、それから桜を見ると
あ・・・この下には・・・と少し怖くなった記憶があります。
もしこれが本当なら、日本全国には桜の木が何千万本とありますから
それだけの数の死体が埋まっているということになります。
お花見の時期、また違った見方をしてしまいますよね。
そしてその真相は・・・
桜の木の下には屍体は埋まってません!
都市伝説でしかありません。
誰が何のためにそんな噂を流したのでしょうか。
人々を怖がらせるため?
話題作りのため?
こっちはその噂でビクビクしていたというのに・・・(笑)
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噂が流れた理由とは?
桜の木の下には屍が埋まってる、そう言われるようになった
理由は二つありました。
一つ目は「桜染め」という染色手法がネタになっています。
桜のピンクは花の咲く前の枝の中にあり、
桜染めはその枝を使って染色するため桜の花びらはもともとは白いが
桜の木の下には屍体が埋まっていて、
屍体から血を吸って桜の花はピンク色になる。
二つ目は明治時代の日本の小説家、梶井基次郎(かじい もとじろう)
の短編小説「櫻の樹の下」がネタになってます。
冒頭の文章が
「桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!これは信じていいことなんだよ。何故(なぜ)って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。」
という文から始まります。
とても印象的ですね。
こんなにも美しい桜には何かがある。
美しいと同時に不安と恐怖に襲われる。
そう言われればなるほどな。と納得してしまいます。
以上の二つから「桜の木の下には屍体が埋まってる」
という噂が流れたとされています。
いかがでしたか?
噂ではありましたが、どこか納得してしまうような
説得力のある内容でしたね。
まとめ
「桜の木の下には屍体が埋まってる」
真相は「桜染め」と「櫻の樹の下」の小説からきた
都市伝説でした。
怖いのは苦手ですが、屍体から血を吸ってピンクになる、
というのと小説を読んだら
あんなにも美しい桜として生きられるのなら
私はそれはそれでありかなと思ってしまいました。
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