赤いクワガタと呼ばれるヒラズゲンセイという昆虫が、

日本で生息を拡大しているそうです。

今回は、ヒラズゲンセイという聞いたことない昆虫について、

生態や危険性、分布や毒について調査していきます。

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ヒラズゲンセイ(赤いクワガタ)とは?


そもそもヒラズゲンセイ(赤いクワガタ)とは、いったいどんな昆虫なのか調べてみると、、

ヒラズゲンセイはツチハンミョウ科の甲虫で,真っ赤で鮮やかな色彩が特徴の大型甲虫だそうです。

その見た目からクワガタムシに見えますがまったく違う昆虫だそうです。

ヒラズゲンセイの生体とは?

体長18-30mm

鮮紅色でオスは大あごが強大

メスは大あごと頭部が小さい

ヒラズゲンセイは、クマバチの巣に寄生することが判明しており、そこで産卵を行います。

生まれた幼虫は一回クマバチの体にしがみついてどこかに出ていくが、

なぜか再び巣に戻ってきてさなぎになり、成虫になるまで巣の中で冬を越すそうです。

なんともずる賢い昆虫ですね。

ヒラズゲンセイの分布は?

ヒラズゲンセイ(赤いクワガタ)の分布、生息地はいったいどこなのか調べてみると、

本州(近畿南部),四国(高知,徳島),九州,南西諸島,台湾,フィリピン,ベトナム,タイ,ビルマ,マレーシア,イン ドネシア

に生息しているそうです。

和歌山県湯浅町で1976年に見つかったのが最初だそうで、

その後、淡路島(1977年)神戸市北区(1985年)と見つかるようになり、

1999年には大阪府貝塚市で見つかりました.これは大阪府で初めて の記録となりました。

その後、滋賀県まで分布を拡大しているそうです。

これからどんどん生息地域を広げて、

いつかは日本全域までになるのではないかと思います。

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ヒラズゲンセイの毒の危険性は?


ヒラズゲンセイ(赤いクワガタ)の生態や分布については理解できたと思いますが、

ここで気になるのは危険性!

なんたって赤い見た目は、だいたい毒を持っていると思ってしまいます。

そんなヒラズゲンセイの危険性について調べてみると、

触ると水ぶくれなどの症状を引き起こすそうです!

はいでました!赤い見た目通りの危険性です。

ヒラズゲンセイは黄色い体液を脚や体の関節から出します。

これはカンタリジンで、人体の柔らかいところにつくと、被れ水ぶくれになるそうです。

夏の季節なると見かける事が多くなるそうなんですが、

もし子供は知らずにクワガタだと思い触ってしまったら大変な事になるかもしれません。

ヒラズゲンセイの毒への対処法は?

ヒラズゲンセイにもし触ってしまったら、

すぐに石鹸で手洗いをしましょう。

見た目が赤く、クワガタに似ているのでそのような昆虫を見たら触らないようにする。

こういう注意喚起が必要になるでしょう。

まとめ

以上、ヒラズゲンセイ(赤いクワガタ)の生態や危険性は?分布や毒について

まとめてみました。

子供は赤いクワガタという珍しい見た目ため危険と判断しにくいと思います。

よく注意喚起をして、触れないように未然に防いでいきましょう!

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